皮膚の構造

      

皮膚は三層構造で構成されています。表皮、真皮、皮下組織の3つです。さらに表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層から構成されています。

一番外側にある表皮の厚さは部位により異なり、まぶたでは0.07ミリと最も薄く、また足の裏などは最も厚くなっています。表皮には基本的には神経や血管は通ってしませんが、表皮の基底層にはメラノサイトという色素細胞があり、ここで作られるメラニン色素により紫外線から皮膚を保護する働きを持っています。また基底層では新しい皮膚細胞を生成する働き(ターンオーバー)も担っています。

真皮は血管や神経、汗腺、皮脂腺などがある皮膚の中心部分です。ケガをして出血したり、痛みを感じるのは傷が真皮に達したときです。真皮の役割は表皮の基底層に酸素や栄養を補給し新しい表皮細胞が生成されるのを助けたり、またコラーゲン(膠原繊維)やエラスチン(弾力繊維)により、肌の弾力や潤いを担っています。

真皮の下にある皮下組織はそのほとんどが皮下脂肪で、脂肪を蓄えるところです。特に女性の場合はこの皮下組織が発達することにより、女性らしい丸みを帯びた体系が実現されます。また適度な脂肪を蓄えることで体を保温し体温を維持する働きも持っています。