肌のターンオーバーとにきび
通常、肌(皮膚)のターンオーバーとは皮膚の新陳代謝のことをいいます。
肌(皮膚)は外側から表皮、真皮、皮下組織で構成され、その表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層でできています。
新しい細胞を作り出すのは表皮の最深部にある基底層で、新たに作られた表皮細胞は有棘層で栄養補給をし、分裂しながら徐々に押し上げられるように顆粒層、角質層へと移動していきます。皮膚表面まで押し上げられた細胞はやがて角片化し、フケやアカとして剥がれ落ちます。
このように皮膚表面では古くなった細胞が新しく周期的に入れ替わり新陳代謝を繰り返しています。これを肌(皮膚)のターンオーバーといいます。
基底層で作られた細胞が皮膚表面まで移動するのに約二週間かかるとされ、その後、それが皮膚表面で角片となって剥がれ落ちるのに約二週間かかると言われています。つまり正常なターンオーバーが繰り返されていれば皮膚は四週間ごとに新しく入れ替わっているといえます。
このターンオーバーが正常に繰り返されると肌は弾力と潤いのある美しい状態を維持できますが、ターンオーバーが順調に進まなくなってくると、皮膚表面に古い細胞が残っているため角質層が厚くなり、肌のはりやつやが無くなっていきます。また分厚くなった角質層は毛穴を狭くし、詰まらせにきびを発症させるきっかけとなっていくのです。
このようにターンオーバーはにきびの発症と大きくかかわっており、またにきび以外のお肌のトラブルも、このターンオーバーの不調から影響を受けているものが多いようです。